こんにちわ
秘密結社ナンバーズ、No21、ようすけのとうちゃん@果実の覇王です
今日はナンバーズ杯を立ち上げた時のことを書いてみようと思います
これからイベントを立ち上げようとしている方へ、参考になればいいなと思っています
きっかけは、ある方の提案でした
おとうちゃんがイベントやるなら手伝いますよ、と言われてその気になっちゃったのが運の尽きでした
当時、こぞうは中学生になると同時にバトスピから遠ざかり、後ろめたさを感じながらもショップでできてしまった付き合いで週末の大会に一人で参加をしていました
アルティメットの登場で、ずっと使い続けていた聖命デッキが機能しなくなり、かといってアルティメットに美しさも感じられず、ゲームに対するモチベーションもダダ下がりになっていました
おそらく、ここで声をかけられなかったらそのままゲームを辞めていたと思います
ライト層を取り込んだイベントはできないものだろうか、と与太話をしていた流れだったのですが、ガチ勢として認識されていない私が仕切れば自然とぬるい大会になるんじゃないかな、くらいのノリだったと思います
でも、話をした後にひとりでゆっくり考えて、せっかくやるならかねてから考えていた形式でやりたいなと思い立ち、簡単な企画書にしたのが今日ナゾオトナチャレンジと私が呼んでいる形式の原型でした
こんな感じのことをしたいんですが、まだ協力してくれるつもりはありますか?と返したら、乗ってくれたので、そのまま進めることにしました
協力してくれる人が最初にいるというのは大変心強かったですし、ありがたかったです
最初に考えたのは参加者の確保でした
場所を借りて、やったはいいけど誰も来ないのは絶対避けたかったので、まずは高確率で参加してくれそうな人に個人的に話をしました
子供向けのイベントにしようと思っていたので、親子プレイヤーさんを狙いました
この時も幸いにも最初に声をかけたかたから好感触を得ることができて、やる気になりました
声をかけた人が量販店バトル―イオンやヨーカドー等にバンダイのスタッフさんが来て子供たちに指導しながら大会をする形式に知見があったのも入りやすかった理由だったかもしれません
確か3家族からOKを頂いて、最悪の事態は回避できるめどがたったので、次に会場の確保を考えました
実はこの時すでに、私は町田市の施設を予約できるバトスピ愛好会の会員でした
とはいえ実質使っているのはとある非公認大会を主催している会の方で、まぁ、いわゆる名義貸しという状態でした
そちらの方に連絡して、私も非公認大会を催したいのですが、と説明したところ快くアカウント情報を頂くことができました(私も名簿に登録されている会員ですから、別に不正ではありませんよ)
予約システムを見て初めて、町田市の施設予約がいい部屋は抽選制で、しかもその抽選は二か月前に応募しなければならないと知りました
1月に思い立っても3月の予約はもう一杯、2月になって4月分の予約がオープンになったら即予約しないと間に合わないのです
思い立ってから、日にちを確定するまでずいぶん時間がかかって、モチベーションを維持するのが辛かったことを思い出します
続いてナゾオトナの確保に動きました
ナゾオトナチャレンジ形式だと、魅力的なデッキで魅力的なゲームができて、しかも子ども扱いがうまい大人が一定数必要になります
幸いにして、こぞうが引退してしまったとはいえ長年親子プレイヤーとして界隈を動き回っていたおかげで、同じ境遇の親子プレイヤーの知り合いが結構いたので、片っ端から声をかけてみました
子供向けのイベントだから、保護者ではない若者には利益がないし、声をかけても仕方がないな、と思って、第一回の時にお願いした方はほとんど親子プレイヤーさんでした
それでもどうしてもナゾオトナとして参加していただきたいプレイヤーさんが2名いました
一人はグランウォーデンの使い手Spiteさん、もう一人はつい最近召雷デッキで非公認大会の予選を突破した召雷王さん、お二方とも個性的なデッキをすごく上手に回す人で、私が持っているナゾオトナのイメージにぴったりの人でした
第一回の時、未婚の方でこちらからお誘いしたのは、この2名だけだったと思います
会場は午前、午後を押さえて5000円くらいでした
自腹でなんとかできない範囲ではないけど、結構痛い金額でした
子供がお客さんなのですが、子供からはお金を取りたくなかったので、保護者、つまりスタッフの親御さんから会費を徴収することにしました
お手伝いを頼んでおいて気が引けたのですが、背に腹は代えられませんでした
計算上はそれでも赤字だったのですが、まぁいいか、と思っていました
結果ですが、寄付といって多く出していただける方がたくさんいたのでトントンになりました
第二回の時、私はお金を出せる人からの任意の寄付でやりたいと提案したのですが、スタッフの方々が「500円くらいはショップ大会に出たと思えば出せるので、スタッフ全員から一徴収でいいですよ」と言われて、お言葉にあまえることにしました
ここまで大きな不満を言われたことはありません
なので、ナンバーズ杯は客から取らずスタッフから取るという資本主義的におかしな構造になっています
ちなみに、保護者のお父さんお母さんからも徴収しています
子供からは取りません
スタッフでも高校生は会費免除にしています
そういえば、第一回は参加者だった子供は順当にスタッフになってくれています
景品は寄付でお願いしました
ただし、その時点ではまだ続ける気がなかったので、余った景品は持ち主に持って帰ってもらえるように区別をしていました
帰り際の片づけが大変だったのと、寄付したからいらないという方がたくさんいたので、二回目からは3回目ありきで寄付されたものを私が預かる形にしました
その結果、やめるにやめられなくなったのですが…
当時、ガチ勢は大量に余っているサプライ品と売っても金額にならないけど不要なあまりカードを皆さんお持ちで、寄付の品は苦も無く集まりました
それにプラスして、型落ちして投げ売りされていたパックを箱単位で寄付してくださった方がいて、第一回は大盤振る舞いでした
景品としてパックは本当に人気があります
最新弾である必要は正直あまりなくて、とにかく剥ければいい感じなので、資金があるなら投げ売りされている古い弾のパックなどは凄く喜ばれます
会場の設営と小道具には少々時間を使いました
事前に打ち合わせを2回ほど持ったと思います
入口から受付までの導線を確保すること、ナゾオトナは壁際に並ぶこと、待機している子供の分まで椅子を用意すること等、いまの仕組みの骨組みはその時に決まりました
宣伝は人海戦術でした
ポスターを貼ってくれるお店、貼ってくれないお店があることを知りました
貼ってくれないお店は系列の決まりというのがほとんどで、店員さんは申し訳なさそうでした
結局ふたを開けたら来てくれたのはスタッフのお子さんとそのお子さんのお友達、ショップで直接声をかけた子供だけでした
ツイッターで見たという高校生が一人いただけで、ポスターを見てきた子はいなかったと思います
それでも、何人来るのかさっぱりわからず、午後開場して廊下に列ができているのを見て感動したのを覚えています
記録によると第一回の来場者は24人でした
間を持たせる自信がなかったので、会場は9時から17時まで借りていたのですが、午前中は会場設営と寄付された景品の整理をして、午後からスタートでした
やってみたらあっという間で、これはダメだとおもって第二回からは10時開場に変えました
撤収はなれたら早くなりましたが最初は凄く時間がかかったので、最低でも30分は取らないとだめだと思います
CSの真似をして賞品コーナーを設けたのですが、私はまったく何もできず、受付の方に丸投げでした
結果OKですが、そちらでルールを作ってもらっていただけて、二回目からはすっかりお任せしています
とにかく一人でやろうと思ったらダメだと悟りました
通常の、強い人を決めるだけの大会は、やることがほぼ決まっているので、申し訳ないですが凄く楽だと思います
ちょっと変わった形式の大会がしたいと思うなら、任せられる人が何人いるか、どれだけ丸投げできるかが成功の秘訣だと思いました
第一回の時は寄付されたパックが大量にあったので、ナゾオトナに一勝したら1パックの大盤振る舞いをしていました
これは失敗だったと思っています
インフレしちゃうと規模を縮小するのが大変でした
とはいえこれは大人側の気分の話、子供側はそれほど気にしていないようですが
景品の格付け、ポイント割り振りはいまだに確定できないむつかしい問題です
毎回トレンドも変わりますので、毎回頭を悩ませるしかないのかなと思っています
あと、子供は忘れ物をします
毎回驚くようなものを忘れていきます
本当は、参加者の連絡先を全員確保するのが確実なのですが、昨今個人情報の扱いはとてもむつかしいのでちょっと無理です
退出する際の声掛けは大事です
想定を超えていたのは、ナゾオトナ側の反響でした
自分がそうなのですが、子供とどんどん対戦できるのは、本当に楽しい人には楽しくてしょうがないのです
そういう人は自分が思った以上に多かったみたいです
多分、ナンバーズ杯を子供より楽しみにしているナゾオトナは少なくありません
さて、第一回をざくっと振り返ってみました
次はナンバーズ杯の黒歴史、第二回ナンバーズ杯を振り返っていようと思います、が、今日はここまで
秘密結社ナンバーズ、No21、ようすけのとうちゃん@果実の覇王です
今日はナンバーズ杯を立ち上げた時のことを書いてみようと思います
これからイベントを立ち上げようとしている方へ、参考になればいいなと思っています
きっかけは、ある方の提案でした
おとうちゃんがイベントやるなら手伝いますよ、と言われてその気になっちゃったのが運の尽きでした
当時、こぞうは中学生になると同時にバトスピから遠ざかり、後ろめたさを感じながらもショップでできてしまった付き合いで週末の大会に一人で参加をしていました
アルティメットの登場で、ずっと使い続けていた聖命デッキが機能しなくなり、かといってアルティメットに美しさも感じられず、ゲームに対するモチベーションもダダ下がりになっていました
おそらく、ここで声をかけられなかったらそのままゲームを辞めていたと思います
ライト層を取り込んだイベントはできないものだろうか、と与太話をしていた流れだったのですが、ガチ勢として認識されていない私が仕切れば自然とぬるい大会になるんじゃないかな、くらいのノリだったと思います
でも、話をした後にひとりでゆっくり考えて、せっかくやるならかねてから考えていた形式でやりたいなと思い立ち、簡単な企画書にしたのが今日ナゾオトナチャレンジと私が呼んでいる形式の原型でした
こんな感じのことをしたいんですが、まだ協力してくれるつもりはありますか?と返したら、乗ってくれたので、そのまま進めることにしました
協力してくれる人が最初にいるというのは大変心強かったですし、ありがたかったです
最初に考えたのは参加者の確保でした
場所を借りて、やったはいいけど誰も来ないのは絶対避けたかったので、まずは高確率で参加してくれそうな人に個人的に話をしました
子供向けのイベントにしようと思っていたので、親子プレイヤーさんを狙いました
この時も幸いにも最初に声をかけたかたから好感触を得ることができて、やる気になりました
声をかけた人が量販店バトル―イオンやヨーカドー等にバンダイのスタッフさんが来て子供たちに指導しながら大会をする形式に知見があったのも入りやすかった理由だったかもしれません
確か3家族からOKを頂いて、最悪の事態は回避できるめどがたったので、次に会場の確保を考えました
実はこの時すでに、私は町田市の施設を予約できるバトスピ愛好会の会員でした
とはいえ実質使っているのはとある非公認大会を主催している会の方で、まぁ、いわゆる名義貸しという状態でした
そちらの方に連絡して、私も非公認大会を催したいのですが、と説明したところ快くアカウント情報を頂くことができました(私も名簿に登録されている会員ですから、別に不正ではありませんよ)
予約システムを見て初めて、町田市の施設予約がいい部屋は抽選制で、しかもその抽選は二か月前に応募しなければならないと知りました
1月に思い立っても3月の予約はもう一杯、2月になって4月分の予約がオープンになったら即予約しないと間に合わないのです
思い立ってから、日にちを確定するまでずいぶん時間がかかって、モチベーションを維持するのが辛かったことを思い出します
続いてナゾオトナの確保に動きました
ナゾオトナチャレンジ形式だと、魅力的なデッキで魅力的なゲームができて、しかも子ども扱いがうまい大人が一定数必要になります
幸いにして、こぞうが引退してしまったとはいえ長年親子プレイヤーとして界隈を動き回っていたおかげで、同じ境遇の親子プレイヤーの知り合いが結構いたので、片っ端から声をかけてみました
子供向けのイベントだから、保護者ではない若者には利益がないし、声をかけても仕方がないな、と思って、第一回の時にお願いした方はほとんど親子プレイヤーさんでした
それでもどうしてもナゾオトナとして参加していただきたいプレイヤーさんが2名いました
一人はグランウォーデンの使い手Spiteさん、もう一人はつい最近召雷デッキで非公認大会の予選を突破した召雷王さん、お二方とも個性的なデッキをすごく上手に回す人で、私が持っているナゾオトナのイメージにぴったりの人でした
第一回の時、未婚の方でこちらからお誘いしたのは、この2名だけだったと思います
会場は午前、午後を押さえて5000円くらいでした
自腹でなんとかできない範囲ではないけど、結構痛い金額でした
子供がお客さんなのですが、子供からはお金を取りたくなかったので、保護者、つまりスタッフの親御さんから会費を徴収することにしました
お手伝いを頼んでおいて気が引けたのですが、背に腹は代えられませんでした
計算上はそれでも赤字だったのですが、まぁいいか、と思っていました
結果ですが、寄付といって多く出していただける方がたくさんいたのでトントンになりました
第二回の時、私はお金を出せる人からの任意の寄付でやりたいと提案したのですが、スタッフの方々が「500円くらいはショップ大会に出たと思えば出せるので、スタッフ全員から一徴収でいいですよ」と言われて、お言葉にあまえることにしました
ここまで大きな不満を言われたことはありません
なので、ナンバーズ杯は客から取らずスタッフから取るという資本主義的におかしな構造になっています
ちなみに、保護者のお父さんお母さんからも徴収しています
子供からは取りません
スタッフでも高校生は会費免除にしています
そういえば、第一回は参加者だった子供は順当にスタッフになってくれています
景品は寄付でお願いしました
ただし、その時点ではまだ続ける気がなかったので、余った景品は持ち主に持って帰ってもらえるように区別をしていました
帰り際の片づけが大変だったのと、寄付したからいらないという方がたくさんいたので、二回目からは3回目ありきで寄付されたものを私が預かる形にしました
その結果、やめるにやめられなくなったのですが…
当時、ガチ勢は大量に余っているサプライ品と売っても金額にならないけど不要なあまりカードを皆さんお持ちで、寄付の品は苦も無く集まりました
それにプラスして、型落ちして投げ売りされていたパックを箱単位で寄付してくださった方がいて、第一回は大盤振る舞いでした
景品としてパックは本当に人気があります
最新弾である必要は正直あまりなくて、とにかく剥ければいい感じなので、資金があるなら投げ売りされている古い弾のパックなどは凄く喜ばれます
会場の設営と小道具には少々時間を使いました
事前に打ち合わせを2回ほど持ったと思います
入口から受付までの導線を確保すること、ナゾオトナは壁際に並ぶこと、待機している子供の分まで椅子を用意すること等、いまの仕組みの骨組みはその時に決まりました
宣伝は人海戦術でした
ポスターを貼ってくれるお店、貼ってくれないお店があることを知りました
貼ってくれないお店は系列の決まりというのがほとんどで、店員さんは申し訳なさそうでした
結局ふたを開けたら来てくれたのはスタッフのお子さんとそのお子さんのお友達、ショップで直接声をかけた子供だけでした
ツイッターで見たという高校生が一人いただけで、ポスターを見てきた子はいなかったと思います
それでも、何人来るのかさっぱりわからず、午後開場して廊下に列ができているのを見て感動したのを覚えています
記録によると第一回の来場者は24人でした
間を持たせる自信がなかったので、会場は9時から17時まで借りていたのですが、午前中は会場設営と寄付された景品の整理をして、午後からスタートでした
やってみたらあっという間で、これはダメだとおもって第二回からは10時開場に変えました
撤収はなれたら早くなりましたが最初は凄く時間がかかったので、最低でも30分は取らないとだめだと思います
CSの真似をして賞品コーナーを設けたのですが、私はまったく何もできず、受付の方に丸投げでした
結果OKですが、そちらでルールを作ってもらっていただけて、二回目からはすっかりお任せしています
とにかく一人でやろうと思ったらダメだと悟りました
通常の、強い人を決めるだけの大会は、やることがほぼ決まっているので、申し訳ないですが凄く楽だと思います
ちょっと変わった形式の大会がしたいと思うなら、任せられる人が何人いるか、どれだけ丸投げできるかが成功の秘訣だと思いました
第一回の時は寄付されたパックが大量にあったので、ナゾオトナに一勝したら1パックの大盤振る舞いをしていました
これは失敗だったと思っています
インフレしちゃうと規模を縮小するのが大変でした
とはいえこれは大人側の気分の話、子供側はそれほど気にしていないようですが
景品の格付け、ポイント割り振りはいまだに確定できないむつかしい問題です
毎回トレンドも変わりますので、毎回頭を悩ませるしかないのかなと思っています
あと、子供は忘れ物をします
毎回驚くようなものを忘れていきます
本当は、参加者の連絡先を全員確保するのが確実なのですが、昨今個人情報の扱いはとてもむつかしいのでちょっと無理です
退出する際の声掛けは大事です
想定を超えていたのは、ナゾオトナ側の反響でした
自分がそうなのですが、子供とどんどん対戦できるのは、本当に楽しい人には楽しくてしょうがないのです
そういう人は自分が思った以上に多かったみたいです
多分、ナンバーズ杯を子供より楽しみにしているナゾオトナは少なくありません
さて、第一回をざくっと振り返ってみました
次はナンバーズ杯の黒歴史、第二回ナンバーズ杯を振り返っていようと思います、が、今日はここまで
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