スキップしてメイン コンテンツに移動

百鬼夜行

こんにちわ

秘密結社ナンバーズ、No21 ようすけのとうちゃん@兎の覇王です

なかなか検討のし甲斐があるカードが登場しそうです

百鬼夜行

マジック
7(4)/黄
フラッシュ:
自分のトラッシュにソウルコアがあるとき、
自分の手札とトラッシュにある系統:「妖戒」を持つスピリットカード100枚までを、コストを支払わずに召喚する。

効果の文言は強烈の一言
同じく系統しばりのエンジェロイド、コスト縛りのハイドランディアが3体という上限で十分現役なのに100体召喚です
夢が広がりますね

真剣に、実戦で使用することを想定してみましょう
7コスト4軽減はマジックとしては重量級ですが、パニックヴォイスと同じですから一見使えないこともなさそうに見えます
実際、百鬼夜行は使用コストとは別のコストがかかってくるのを忘れてはいけません。効果で召喚したスピリットには最低1コア乗せる必要があります
つまり、文言通りの効果を発揮させようと思ったらそのコストは7+nです
マジックとしては12コストまで存在していますが、百鬼夜行は実質史上もっともコストのかかるマジックと言えます
この性質から、百鬼夜行は単純にマジックの軽減を増やしたり、コストを取っ払ったりしただけでは本当の性能が出せないマジックです
妖戒デッキはドローと展開力が強みですが、コアブーストのギミックは今のところありません
この部分を解決しない限り実用的なマジックにはならないでしょう

使用したらわかると思いますが、そもそも”コストを支払わずに”という文言が詐欺なのです
最大軽減でも3コスト支払っているのですから
これはエンジェロイド、ハイドランディアの2コストより重いのです
これらより高い性能を発揮しようとしたら最低3体召喚、つまりマジックに3コスト+3体分の3コアを消費します
黄色を使った人ならこのコストがどれだけべらぼうか理解できると思います

さらに、このカードの性能を引き出すためには手札とトラッシュを肥やさなければなりません
この点においても、妖戒デッキが特に有利とはいえません
座敷ガールのドローは強力ですが、展開しながらなので手札が肥えるわけではありません
トラッシュ肥やしについても同様です
妖戒でない要素を入れれば入れるほど、今度は百鬼夜行としての性能が落ちていくジレンマに陥ります

コアもトラッシュも時間が解決してくれると言えばそうですが、今の環境ターン数を稼がせたら黄色に勝ち目はありません
何色にしても相手フィールドが固まってしまったら、数押しで解決できる可能性は低いと思うべきです

ソウルコアがトラッシュにあるとき、という但し書きがまた効いています
恐らく誰でも最初に考える、泥ターボからのアンブロッカブルフルパンチさえできません

単純にトラッシュからサルベージすることしか考えないならカシャネコで十分なのです

さて、ずらずらとネガティブなことを並べましたが、つまり、単純にカードパワーで押しきれるカードではないということを理解していただきたかったからです

比較したカードたちと決定的に異なる、百鬼夜行の強みは、フラッシュタイミングで使用できることです
アニメで半蔵が使ったまさにそれこそが百鬼夜行の神髄といえるでしょう

相手の様子を見て止めカードがないことを見計らっての追加ダメージに使用することになると思います
アタックして疲労状態のスピリット上からコアを確保、トラッシュに送られたそれらのスピリットを回復状態で再召喚することで実質妖戒4体を回復するマジックと考えれば十分強いです

最初に解説しましたが、使用後に召喚したスピリットを維持するコアを考えなければならない百鬼夜行は単純なマジックコストとっぱらいに頼った運用は効率的とは言えません
百鬼夜行をフィニッシャーと想定するなら実質的なコアブーストを検討すべきです

私がおすすめするのは浮遊する岩塊、祝福されし大聖堂です
岩塊については次の弾でフル軽減0コストの記述無しスピリットが増えれば十分実用的だと思っています
0コスト記述無しなら最高なんですけど、どうでしょうバンダイさん
大聖堂はリバイバル版が出てくれて、強化されていると素晴らしいんですが

結論、百鬼夜行はカードパワーで押し切るものではなく、状況やコンボで活きてくるテクニカルカードです
マジック使用の黄属性の本領発揮です

次の弾も楽しみです


コメント

このブログの人気の投稿

バトルスキー試験

こんばんわ 秘密結社ナンバーズ、No21、ようすけのとうちゃん@兎の覇王です バトルスキー試験を受けてきました 結果、筆記で落ちてしまいましたw これだけ念入りに大騒ぎしたのにはずかしいったらありゃしません 受験者は当初ルールマスターとバトルスキーで合わせて80名という話でしたが、会場でざっくり数えてみたところ、それぞれ80名ずつの160名を当選させたのかなと思いました 当日発表があったのはバトルスキーの合格者だけでしたが、30名ほどだったと思います 参加された錚々たるメンバーを鑑みるに、結構な狭き門だったとおもっています(言い訳) 内容は公表しないでくださいというお願いだったので、ここでつまびらかにすることはしませんが、概要だけ報告はしておきます 試験としては、ガチでジャッジとしての知識と適正を試すものでした。 この試験に合格した方には公式試合でジャッジをするに足りる実力があるということは、この私が保証します バトルマスター向けに、一般知識があれば合格させてくれるだろうと思い込んでいた私はオオアマでした 自分はプレイヤーとしてそこそこ経験を積んでいるつもりでしたが、ジャッジという意味では実力があるとは言えません 特に私は偏ったデッキしか使っていないので、ジャッジに求められる、まんべんなくすべてを知らなければならないという能力が欠けていました とはいえ、知識を要求される問題ではそれほど大きく劣っているとは思っていません 反射神経というか、思考の慣れというか、そういうものが足りていなかったと思っています 試験対策は間違っていなかったと思っていますが、足りなかったのは事実です 試験対策をしていなかったらもっとひどいことになっていたと思います 幸いにも、秘密結社ナンバーズのナゾオトナの中で筆記試験に落ちたのは私だけでした 面接で落とされるような方々ではありませんので、秘密結社ナンバーズの活動に支障が出ることはないと思っています とはいえ、悔しいなぁ リベンジする機会はあるのかな 次の機会があったら、最新の環境を万遍なく勉強して臨みたいと思っています 今日はみなさんお疲れ様でした みんな合格していますように

秘密結社ナンバーズとは?

こんにちわ  秘密結社ナンバーズ、No21、ようすけのとうちゃん@黄色いバトルスキーです  この度、縁に恵まれて「バトルスピリッツ、エクストリームゲーム」にTram Numbersの一員として出演させてもらうことができました  番組はまだ始まったばかりなので、結果については放送をお楽しみくださいとしか言えませんが、番組をきっかけにナンバーズの名前を知ってもらった方に、ナンバーズの活動について説明をしておこうと思います  このページはナンバーズ専用なので、過去をさかのぼっていただければどんな活動をしてきたのかはお分かりいただけると思うのですが、それでは不親切なので、ざくっとダイジェストで説明しますね  秘密結社ナンバーズは、町田を中心に、不定期にバトルスピリッツのイベントを開催しているグループです。 最初のイベントは2015年春の第一回ナンバーズ杯、小中学生限定大会でした。 ナンバーズ杯は先月2018年3月21日に第七回を行っています。    ナンバーズ杯は、「ナゾオトナチャレンジ」という独特な形式のバトルシステムを採用しています。  会場の壁際に秘密結社ナンバーズ配下のナゾオトナがずらりと並びます。 参加者の子供たちは対戦したいナゾオトナに次々挑戦することができ、勝つと勝ち星をもらえます。 ナゾオトナが使えるデッキは1つだけ、キーカードは公開情報とされます。 先攻後攻は子供が決めるスペシャルルール、それ以外はすべてガチの本気バトルです。  仮装する大人もいますが、自分の渾身のデッキを握ったナゾオトナはそれだけで十分キャラクタライズされてかっこいいものです。  勝ち星は好きな時に受付で景品と交換できます。 景品は大体ナゾオトナや有志の方々から寄付された優良カードやスリーブ、ステイショナリーなどです。 ナゾオトナチャレンジの人気は子供たちからはもちろん、ナゾオトナになりたい大人もたくさんいます。 ナゾオトナになるためには強いだけでなく、正しいプレイング、挨拶や説明が適切にできるなどいろんな能力が必要です。  もちろん、それ以外に普通の大会もあります。 予選はスイスドロー3,4回戦、その後シード選手を加えてトーナメント形式で勝者を決めます。  過去の優勝者は以下の通りです 第一回 ぺんたん 第二回 ぺんたん 第三回 ぺんたん 第四回

ナゾオトナチャレンジ甲府、柳正堂オギノパリオ店

こんにちわ ようすけのとうちゃん@黄色いバトルスキーです 今週末は山梨県でバトルスキーイベントを執り行います 5月20日土曜日、柳正堂オギノパリオ店、甲府です なんでそんなところで?と思われると思います 自分もそう思いますw 「とうちゃんと遊ぼう」イベントをやってくれるショップはありませんか?とツイッターで問いかけたところ、お誘いを受けたのがこちらだったのです 山梨県はバトルスキーなし県だったというのは、お誘いを受けてから知りました ゆるーくイベントするつもりだったのですが、多くの方のご協力がいただけそうなので、いっそナゾオトナチャレンジしませんか?ということになり、本当に実現することになりました なんと、各色+Uで7人のナゾオトナをそろえていただき、もうやるしかありません 本家ナンバーズ杯と並んで2番目のナゾオトナの聖地になってもらえれば幸いです そして28日、日曜日は本家ナンバーズ杯です 今までお客さんだった子供たちが高1になって、スタッフ参加してくれたり、ナンバーズ生きてるなぁという感じ、感慨深いです どちらも、よろしくお願いします